インスタグラムで出来る集客法!!
インスタグラムのユーザーの中には、将来自分のアカウントや新たに取得したアカウントを使ってビジネスを始めたいと考えている人もいるのではないだろうか。SNSは双方向の情報発信がしやすく、モノやサービスの作り手と利用者が結びつきやすいのが特徴である。ここでは、アカウントをどのように構成すれば顧客の獲得につながっていくのかを見ていきたい。
まず、インスタグラムを利用するに当たっては、投稿する際のハッシュタグやアカウント名そのものにも気を使ったほうが良いと言えるだろう。
このSNSアプリの難点として、ユーザーが個人や企業のアカウントを見つけにくいということがある。というのは、正確なアカウント名を知らなければ、検索しても当のアカウントは結果に表示されないからだ。そのため、分かりやすく誰にでも覚えやすいアカウント名を考えて、他のSNSやショップなどで告知しておく必要がある。
それぞれの投稿に添えるハッシュタグにも一工夫したい。ユーザーが思わず引いてしまうようなタグや、ありふれたタグは避けたほうが無難だ。よく使われるハッシュタグは注目される機会も多いが、その分埋もれるのも早いからである。
商品やサービスのマーケティングをする際には、新たに注目を集めそうなタグを自分で見つけていくことが必要になってくるかもしれない。 また、登録したアカウント名をタグの中に含めてしまうという方法もある。その場合、ユーザーが検索によって自分のアカウントに辿りついてくれる確率も必然的に高くなってくる。
プロフィールページにオリジナリティーを持たせることも大切だ。なぜなら、ユーザーの多くはプロフィールページをそのアカウントの顔として考えるからである。 ユーザーは、アカウントをフォローしていることによって得られる、何か特別なものを求めていることが多い。どこか他のアカウントとは違うと思ってもらうことが肝心だろう。
個性的なプロフィールページを作るには、例えば投稿する画像をいくつかに分割してスクエアパズルのような構成にするといった方法がある。この場合、写真を正方形に加工するアプリがあるとページを構成しやすい。また、背景を透過処理するアプリにも人気があり、このソフトを使用すればごく普通の写真が簡単にカタログ風のデザインに早変わりする。 アカウントのプロフィールには、こういったプラスアルファの要素が欠かせないと言って良いだろう。
WEBサイトを別に持っているのであれば、プロフィールページにサイトへのリンクを記載しておくことで、商品の販売ページやサービスの詳細を紹介するページへユーザーを導きやすくなる。
最も大事なのは、やはり投稿する写真や動画といったコンテンツの中身である。
商品やサービスをただ紹介するだけでなく、ここでもユーザーを引き込めるような何らかの付加価値を加えたい。写真や動画を見ている内にその世界観に入っていけるような雰囲気作りが何よりも大切だと言える。
写真の加工によって投稿する画像に統一感を持たせるということが、まず思いつく方法だろう。例えば、青い色の写真は関心を持たれやすいということが分かっている。画像処理ソフトなどを使って投稿画像に青みをかけるといったやり方で、コンテンツの統一感を生み出すことができるわけだ。また、街中にある青い物を集めてアップロードするという方法もあるだろう。
青に限らず、動画や写真に一貫性があればユーザーもそれだけアカウントが提示しているストーリーの中に入りやすくなるのだ。自前のキャラクターなどがいる場合は、そのキャラクターが商品やサービスを紹介するといったやり方でも統一感を生み出せる。ブランド・イメージをアピールすることも大切だが、何よりもユーザーの好奇心を刺激して親しみをもってもらえるようなコンテンツ作りを心がけたい。
ユーザーが定期的に訪れてくれるようなイベントを企画することも、マーケティングを展開する上では有効である。 指定したハッシュタグを付けてフォロワーが写真を投稿するといったキャンペーンは、すでに多くの企業が実施して成功を収めている。ユーザーの側から情報を発信するようになれば、より多くの顧客の獲得につながっていくことになるのだ。
こうしたキャンペーンでは、自分の飼っているペットの写真をアップロードしてもらうなど、投稿にテーマを設けている場合もある。ファッショングッズや雑貨を販売しているのであれば、便利な使い方や最適なシーンを考えてアップロードしてもらうことで、ユーザー投稿を利用した商品のアピールも可能だろう。
参加型のイベントは比較的企画しやすく、実際に効果も上がっている。ユーザーを飽きさせないために季節ごとに違ったキャンペーンを行うことも有効な方法の一つかもしれない。 インスタグラムでは、他のSNSのように投稿をシェアするということができない。そのため、情報を拡散していくにはフォロワーをいかに増やすかということが重要になってくるのである。
アカウント内の投稿にコメントがあった場合には、返信も丁寧にしていきたい。